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今回は川村元気さんの『四月になれば彼女は』
川村元気の恋愛小説
僕は本が大好きです。
そんな僕にとって本屋は夢の国。
本屋には星の数ほどの物語があって、多勢の師匠から学ぶことができます。
本の魅力を伝えたい。
その一つの手段がこのブログです。
ブログを読んで頂き、「この本読みたいな」と思って頂ければ幸いです。
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新幹線に乗る前に偶然見つけた本
出張先から帰る新幹線に乗る前に本屋に寄ったんです。
一冊本を買って、新幹線で読もうと。
そこで見つけたのがこの本。
億男を読んだことがあり面白かったので
恋愛小説はどんな感じなのかな?と思って買いました^^
あらすじ
主人公の藤代は婚約者の弥生と同棲している。
一緒に映画を見て、たわいもない話をする。
夜は別々の部屋でそれぞれのベットで眠る。
別にお互い嫌いではない。でも恋愛のような関係でもない。
そんな中、初めて付き合った彼女、ハルから手紙が届く。
ハルからの手紙をきっかけに“愛するとは愛されるとは”を考えていく。
時間は残り続ける
藤代とハルが出会ったきっかけはカメラです。
ハルは家の隣にあったカメラ屋の店主にカメラを教えてもらいました。
その店主はある日病気になり倒れます。
そこのハルのセリフが切ないんです。
でもこの表現の仕方が私は好きでした。
「余命がわずかだと宣告されたおじさんは途方にくれて、手術を受けることも拒否して、店の前に置いてあった小さなロッキングチェアに日がな一日座っていました。わたしは毎日カメラ屋に行きました。僕が死んだら、君は僕のことを忘れてしまう。おじさんはそう言いながら、わたしにカメラを向けました。きっと君は、僕の顔も声も歩き方も忘れてしまう。でも、それでいいんだ。僕がここにいてカメラに触れて、君と話をしていた時間が消えるわけじゃない」
まるで時間が形としてあるかのようなセリフ。
こんな風に物語を書くことができたら楽しいよな、と思いました。
◆どんな人におすすめ?
・川村元気さんが好き
・恋愛小説が好き
・カメラ好き
・旅行好き
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