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今回は市川拓司さんの『恋愛寫眞』です。(小学館文庫)
市川拓司さんの作品は好きで結構読んでいます。
こんなにも優しい、世界の終わりかたに続き二作目の紹介です。
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恋愛寫眞 もうひとつの物語 (小学館文庫) [ 市川拓司 ] 価格:616円 |
◆なぜ読んだの?
『こんなにも優しい、世界の終わりかた』を読んで感動し二作目として手に取ったのがこの作品です。
映画化されておりページ数も多くなく読みやすそうだったのでこの作品にしました。
◆どんな本?
カメラマン志望の大学生、瀬川誠人(せがわまこと)が同じ大学の里中静流(さとなかしずる)と出会います。
静流は誠人のことが好きでした。でも誠人には好きな人がいました。
静流とは友達としてカメラのことを教えたり一緒に写真を撮りに行ったりします。
ある日、誠人は自分の本当の気持ちに気づきます。
でも一つの出来事を境に彼女は誠人のもとを去ります。
そして一通の手紙が届き、ニューヨークに行くことに。
もうこれ以上は言えませんがこの小説、泣きました。
◆どの文章が心に残った?
誠人が好きな人、みゆきと静流は親しく話すようになりました。
誠人は静流に理由を聞くとこう返ってきました。
「好きな人が好きな人を好きになりたかったの」
静流のこのセリフが切ないです。
静流は誠人がみゆきを好きなことを知っていてみゆきのことを知りたくなった。
だから親しくなった。切ない。
でも二人は本当に仲良くなります。
◆どんな人におすすめ?
・青春を感じたい人
・カメラが好き
・純粋な恋愛がしたい人
最後までお読み頂きありがとうございました!
コメントお待ちしています^^
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