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『横道世之介』著者:吉田修一

今日は吉田修一さんの作品、『横道世之介』です。(毎日新聞社)
吉田修一さんはこの作品で2010年度柴田錬三郎賞受賞作。
また同年度の本屋大賞3位に入賞しています。
そして2013年に映画化もされている作品です。
ちなみに映画は主人公の横道世之介を高良健吾さん、恋人の祥子を吉高由里子さんが演じています。

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◆なぜ読んだの?
私の地元である九州に関する本を読みたかったんです。
そんな時に見つけたのがこの『横道世之介』です。
賞も受賞されている作品で読みたいなと思いました。
大学生の青春小説。
青春小説好きなんです。なんか読んでいて懐かしいような気持になりますよね。
若いころの自分に戻ったような、あの感覚が私は好きです。

◆どんな本?
主人公は本のタイトルである、横道世之介。
長崎出身で大学進学のタイミングで状況します。
時代はバブル期。

この世之介は世間知らずです。誰もが若いころそうであったように。
大学、サークル、バイト先などで色んな仲間と出会います。
入学式の日に馴れ馴れしい男と友達になったり、同じクラスの女の子と友達になったり。
一人暮らしをするアパートで隣の人と仲良くなったり。お金持ちのお嬢様と付き合うことになったり。
世之介は色んな人と出会い、たくさんの経験をする中で成長していきます。

ほとんどのエピソードがとてもリアルでこんな大学生いるなと読んでいて思います。
世之介の人間味のある行動や考え方が好きです^^

◆どのシーンが心に残った?
世之介は色んな人に好かれています。
熱中しやすくて、飽きやすくて、人に流されやすい性格。
この本では世之介と出会った人のその後が、ちょくちょく出てきます。
ここでは世之介と大学で出会った友人が感じたことを引用します。

世之介と出会った人生と出会わなかった人生で何が変わるだろうかと、ふと思う。
たぶん何も変わりはない。ただ青春時代に世之介に出会わなかった人がこの世の中には大勢いるかと思うと、なぜか自分が得をしたような気分になってくる。
昔はとても親しかったのに今ではもう会わなくなった友人ってみんないると思います。
でも何かの拍子に思い出すことってありますよね。
全然思い出さなかったのに、突然思い出す。
ちゃんと脳は記憶していて見たものとか、匂いとか、音とか五感をきっかけに色んな記憶が蘇ってくる。
それで思い出し笑いしたり、少し悲しい気分になったり。
そんな当たり前のことを小説にすると、こんな素晴らしい作品になるんだなと感銘を受けました。
ほのぼのとした、笑える小説です^^
面白い!

◆どんな人におすすめ?
・学生のころを思い出したい人
・のんびり小説を読みたい人
・笑える小説を読みたい人

最後までお読みいただきありがとうございました!
コメントお待ちしています^^

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横道世之介