今日はこの本。
『LIFE<ライフ> 人間が知らない生き方』です。文章が篠原かをりさん、漫画は麻生羽呂さんです。
(文響社)
篠原かをりさん(Wikiより)
神奈川県横浜市出身。横浜雙葉中学校・高等学校卒業。慶應義塾大学環境情報学部在学中。2015年『恋する昆虫図鑑』で第10回出版甲子園グランプリを受賞。同年10月に文藝春秋から『恋する昆虫図鑑 ムシとヒトの恋愛戦略』を出版した。
麻生羽呂さん(Wikiより)
関西大学工学部中退後、真島ヒロ『RAVE』のオマケ漫画を読んで漫画家になることを決め、漫画を描き始めて2本目の作品がまんがカレッジで努力賞を受賞。雷句誠のもとで約1年間アシスタントをつとめ、3本目の作品『YUNGE!』でまんがカレッジ2004年12・1月期入選、翌2005年に『週刊少年サンデー超』に掲載されてデビュー。『週刊少年サンデー』『ソク読みサンデー』『クラブサンデー』にて、2008年から2009年にかけて『呪法解禁!! ハイド&クローサー』を連載。連載終了後、車中泊・自給自足での日本一周旅行を敢行。旅の最中に『クラブサンデー』に『旅行解禁!! ハイド&クローサー』を、アウトドア雑誌『BE-PAL』(小学館)にてエッセイ漫画『漫画家・麻生羽呂と彼女の放浪絵日記』を連載した(『漫画家・麻生羽呂と彼女の放浪絵日記』は旅行から帰ってきた後も執筆を継続)。イメージチェンジを兼ねて画力を上げ、2010年に『今際の国のアリス』を連載開始。
![]() |
新品価格 |
◆なぜ読んだの?
私はあまり漫画は読みません。
学生のときはたくさん読んでいましたが、いつの間にか小説やビジネス書を読むようになりました。
自己啓発も好きです。
この本は自己啓発だと私は思います。
この本のサブタイトルに“人間が知らない生き方”と書かれてありました。
少し立ち読みしてみると、色んな動物の生態を人間に置き換え、学ぶというコンセプトに惹かれ購入しました。
◆どんな本?
最初にダーウィンの言葉が書かれてあります。
酒で酔いつぶれたサルは、もう二度と酒には手を出さないだろう。
つまり、人間よりよっぽど賢いのである。
チャールズ・ダーウィン
これが最初のページです。
ペンギンやライオン、パンダと色んな動物の生態を漫画と解説を通じて教えてくれます。
動物の生態を人間の生き方と見比べ、私たちはどうするべきなのかを諭してくれるのです。
解説も漫画もわかりやすい。
目で直感的に分かり、文章でより深く理解していく感じ。
読みやすかったです^^
◆どのシーンが心に残った?
最初のペンギン。驚いた。
ペンギンは人間と同様に群れで暮らします。
ある種のペンギンは、氷の上から海に飛び込む際に、最初の仲間の一匹をけり落とします。
その理由は天敵のシャチが待ち伏せしていないか確認するためです。
けり落としたペンギンが無事に浮かび上がってくれば、他のペンギンも安心して海に飛び込んでいきます。
けり落とされるのは先頭のペンギンです。
先頭を歩くことは危険を伴います。
でも一方で最初に海に入るペンギンは最も多くのエサを食べることができるそうです。
最初にスタートを切ることはリスクを伴います。
でも、そのリスクを背負ってでも、最初に動いた人は成功できる確率も上がるんです。
そんなことを教えてくれました。
ペンギンのところを紹介しましたが、もっとたくさんのことが書かれてあります。
雑学的にも知っておいて損は無いですし、人として成長につながるような本だと思いました。
この本を読んで、何からでも学ぶことはできるんだなと教えて頂きました。
◆どんな人におすすめ?
・動物が好き
・色んな生き方を知りたい人
・成長したい人