(文春文庫)
この本は2013年4月に発売されています。
発売からわずか7日間で100万部を突破したそうです。すごすぎる!
記事⇒発売から7日目で100万部 村上春樹メガヒットの仕掛け
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◆なぜ読んだの?
村上春樹さんの本は『ノルウェーの森』を読んだことがありました。
難しい言葉がほとんどなく、それでいて比喩表現が美しいなと思いました。
他の本も読んでみたいなと思い探していたんです。
村上春樹さんに関する記事を見ていた時に先ほど紹介した7日目で100万部突破したという記事を見てそんなにすごい本なら読もう!と思い『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読み始めました。
本のタイトルでもある主人公の多崎つくるが大学生二年生の7月から翌年の1月にかけて、死ぬことだけを考えて生きていました。
理由は唯一の友達であった高校生の親友たちから縁を切ると言われたからです。
いつもその親友たちと多崎つくるは5人で行動してきました。
名古屋市の公立高校で同じクラスの男が3人、女が2人
2人の男は赤松と青海(おうみ)、2人の女は白根(しらね)と黒埜(くろの)でつくるだけ色が無いことを残念に思っていました。
5人は「アカ」「アオ」「シロ」「クロ」と色で呼び合い、つくるは「つくる」と名前で呼ばれていました。
大学進学で一人だけ東京に出てきたつくるは大学二年生の夏休みのときに「アオ」を通じて縁を切ることを伝えれらます。
理由を聞いても教えてもらえませんでした。
それから時は立ち36歳のころに2つ年上の女性沙羅に出会います。
沙羅との出会いをきっかけにつくるは4人に会うことにしました。
なぜ縁を切ることになったのか、その真相を知るために。
◆どのシーンが心に残った?
衝撃なのは殺人事件が起きているということです。
これはミステリー小説になるのでしょうか?
このブログのカテゴリはミステリーにしています。
犯人は誰なのかと自分なりに推理してみましたが分からず(推理力がありません)
調べてみるとネットですごいブログを発見しました!
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」は推理小説である。
すごく細かく解説してします。
ただネタバレしているところが多いので、注意です!
本当に読んでいて思うのは村上春樹さんの本は読みやすいということです。
難しい言葉はあまり使われていないのに、美しい比喩で読者をうっとりさせてくれる。
ストーリーについても、次にどうなるのか気になり読むことを止められない。
今回もそんな本でした。
また時間を空けて再読したい本です^^
・村上春樹作品を読んだことがない人
・比喩を勉強したい人
・村上春樹作品で次読むものを探している人
最後までお読み頂きありがとうございました!
コメントお待ちしています^^