大人気の文庫化予測シリーズ。
今回は芥川賞作家である宇佐見りんさんの著書、『推し、燃ゆ』がいつ文庫化されるのかを予測します!
他作品の文庫化予測もしていますので、よろしければそちらもご覧ください!
精度はかなり高い自信があります!
『推し、燃ゆ』ってどんな本?
芥川賞を受賞した作品で、綿矢りさ、金原ひとみに次ぐ史上3番目の若さでの受賞ということでかなり話題となった作品です。
タイトルに「推し」という言葉が入っているとおり、推しに対する主人公の感情・行動を軸として物語は進みます。
物語自体よりも、主人公の感情の揺れ動きを楽しむ、そんな作品だと思います。
人には誰にでも「推し」がいる。
その推しに対して、どのように接して生きていくのかはその人の自由です。
ある人の人生を切り取って、憑依するかのように読める作品。
私はこのような作品が世の中にあふれることを願います。
文庫化はいつごろか?
過去の芥川賞受賞作から、文庫化を予測します。
『コンビニ人間/村田沙耶香』
単行本発売日:2016/7/27
文庫本発売日:2018/9/4
→文庫化まで約2年1ヶ月
『火花/又吉直樹』
単行本発売日:2015/3/11
文庫本発売日:2017/2/10
→文庫化まで約2年
『スクラップ・アンド・ビルド/羽田圭介』
単行本発売日:2015/8/7
文庫本発売日:2018/5/10
→文庫化まで約2年9ヶ月
概ね2年で文庫化されています。
この作品は単行本が2020/9/10に発売されています。
その2年後として、文庫化は2022年9月10日と予測します!
文庫化される前に絶対に読んだほうがいい!
この作品、はやく読んだほうがいいです。
社会のなかで、いわゆるマイノリティ(少数派)と呼ばれる人たちがどのような視点で世界をみているのかが、私は見えてきたように思いました。
推しという存在が、ひとりの人間にとってどれほど重要なのか。
読みやすい文章なのに惹き込まれる。私は好きな作品でした。
多くの人に、この物語の良さを知って欲しいです。
今日の一言
小説は何かの役に立つのんでしょうか。
たまにこんなことを考えます。