大人気の文庫化予測シリーズ。
今回は作家である夏川草介さんの著書、『君を守ろうとする猫の話』がいつ文庫化されるのかを予測します！
他作品の文庫化予測もしていますので、よろしければそちらもご覧ください！
精度はかなり高い自信があります！
『君を守ろうとする猫の話 』ってどんな本？
「お前なら、きっと本を取り戻せるはずだ」と言われ、十三歳の中学二年生、幸崎ナナミは図書館で起こる謎に挑む。喘息の持病を抱え、学校が終わると図書館へ通う彼女は、最近本がなくなっているという問題に気づく。探索する中、青白く輝く書棚の前で翡翠色の目をした猫と出会う。猫は問いかける、「なぜ本を燃やすんですか？」。その答えには、心を失うことよりも、失った時に誰も教えてくれない孤独があるという。そして、新たな迷宮へようこそと、ナナミの冒険が始まる。
文庫化はいつごろか？
さて、本題の文庫化はいつなのか。
過去の作品から、文庫化の時期を予測します！
『神様のカルテ』
単行本発売日：2009/8/27
文庫本発売日：2011/6/7
→文庫化まで1年9ヶ月
『臨床の砦』
単行本発売日：2021/4/23
文庫本発売日：2022/6/7
→文庫化まで1年1ヶ月
『勿忘草の咲く町で 安曇野診療記』
単行本発売日：2019/11/28
文庫本発売日：2022/3/23
→文庫化まで2年3ヶ月
過去の作品の傾向をみると、概ね1年8ヶ月前後で文庫化されています。
今回の『君を守ろうとする猫の話』の単行本は2024/02/28に発売されていますので、過去の実績から、文庫化の時期を2025/11/24と予測します！
猫と人間の関係、歴史について
猫と人間の関係は、長い歴史を持っています。以下に、猫と人間の歴史を紐解いてみましょう。
猫の祖先はリビアヤマネコ
現在のペットであるイエネコの祖先は、野生種のリビアヤマネコです。リビアヤマネコは中東からエジプトにかけての砂漠地帯に住んでいる野生の猫で、イエネコのキジトラ猫に似た外見をしています。DNA解析によって、イエネコの祖先はリビアヤマネコであることが確認されています。
人間と猫が一緒に暮らすようになった時期
正確な時期は分かっていませんが、およそ9500年前にさかのぼります。キプロス島の遺跡から人間と一緒に埋葬された猫の骨が見つかっており、猫が人間と暮らしていたことが分かっています。キプロス島は島であるため、猫は人間に連れて行かれた可能性が高いです。この時期から猫は人間のパートナーとして扱われていたと考えられます。
猫と人間の距離が近づいた理由
猫と人間の距離が近づいたのは、人間が穀物の栽培を始めたためです。リビアヤマネコが生息している地域はかつてメソポタミア文明が栄えた場所であり、穀物の栽培が行われていました。穀物を狙ってネズミなどの齧歯類が増え、それらの害獣を狩ってくれる猫が重宝されるようになりました。猫はもともと単独で暮らす動物であり、人に懐いても犬ほど人の指示に従うことはありません。そのため、猫は穀物倉庫に集まるネズミを狩る役割からスタートし、人間が求めたものはネズミを駆除してくれるという1点でした。
日本の猫の歴史
日本に猫がいつからいるのかははっきりしていませんが、奈良時代に中国から渡来したと考えられています。仏教の経典をネズミから守るために連れてこられたという説や、贈り物として連れてこられたという説があります。弥生時代から存在していた可能性もあり、弥生時代の遺跡から猫の骨が出土したことが報じられています。日本の歴史においても猫は古くから愛されてきました。
猫は私たちの生活に癒しをもたらす存在であり、今も多くの人々に愛されています。
