こんにちは!
今回は直木賞作家である小川哲さんの書かれた『君が手にするはずだった黄金について』の文庫化がいつになるのか予測します!
どんな本なのか
この作品は直木賞作家の小川哲(おがわさとし)さんが書かれた連作短編集で、2024年本屋大賞ノミネート作品です。
『才能に焦がれる作家が、自身を主人公に描くのは「承認欲求のなれの果て」。』と紹介されています。
直木賞作家が書いた、成功と承認を渇望する人々の虚実の話題作です!
いつごろ文庫化されるのか?
過去の傾向から、いつ頃文庫化されるのか予測します
『嘘と正典』
単行本:2019/9/19
文庫本:2022/7/6
→約2年10ヶ月で文庫化
『ゲームの王国』
単行本:2017/8/24
文庫本:2019/12/4
→約2年4ヶ月で文庫化
『ユートロニカのこちら側』
単行本:2015/11/20
文庫本:2017/12/6
→約2年で文庫化
過去作品の文庫化までの時期をみると約2年~3年で文庫化されています。
『君が手にするはずだった黄金について』は2023/10/18に単行本が出ていますので、2年で文庫化すると考え、2025年10月18日に文庫化されると予測します!
今すぐに読むべき作品!
序盤から一気に引き込まれ、終盤まで持っていかれます。
読了後のこの感覚を皆さんに味わってほしいし、味わうべきです。
この本はファンタジー要素はないのですが、どこか不思議な物語感が漂っていて、哲学的だなと思いました。また、 登場人物たちは黄金を手にしようとするが、客観的に物事を捉えているような気がします。現代的な闇があり、その描写が好きでした。
今日の一言
小説を読むのはやめられません。映像作品もいいですが、小説がいいんですよね。なんで人は小説を読むのでしょうか。私は文章の中に、無限を感じています。何からも阻害されていない世界観というか、自由さというか。