こんにちは!今回はミステリー小説のお話です。
ミステリー小説は好きですか?
私は大好きでよく読んでいます!
難解な事件、さまざまな謎、一体犯人は誰なのか?
エンタメ作品のなかでも面白いジャンルです。
具体的にどのような作品が面白いのでしょうか。
そこで、面白いミステリー小説の条件をご紹介します!
謎の種類
ミステリー小説には謎がつきものです。
どのような謎があるのでしょうか?
大きく分けて下記の3種類です。
物語の序盤で、いずれかの謎が明確にわかる作品は、面白いミステリー小説だと思います。
1.犯人は誰?
「フーダニット」(Who Done It)
2.どうやった?
「ハウダニット」(How Done It)
3.なぜやった?
「ホワイダニット」(Why Done It)
物語の何が中心的な課題なのか、これが明確になっていないと読者は何を推理すればよいのかわかりません。
(ミステリーのストーリークエスチョン)
『主人公が何を求めているか、あるいは主人公の抱える問題はなんなのかがわからなければ、…(中略)…主人公がどこまで進んだかを測る尺度も、意味を与える文脈もない。(中略)アメフトの試合を見ているのに、ルールもわからない、どうすれば得点になるかもわからない、これがゲームなのかもよくわからないというのと同じことだ。』(引用元:脳が読みたくなるストーリーの書き方)
(参考)ノックスの十戒
ノックスの十戒という、イギリスの推理小説家ロナルド・A・ノックスが物語の中で呈示した、本格ミステリで守るべきルールがあります。下記に掲載します。
(一部、文章をわかりやすい表現に変更しています。また欠番もあり)
1.犯人は物語の序盤に登場させなければならない。
2.推理に超常的な力を用いてはならない。
3.秘密の部屋・通路を2つ以上作ってはならない。
4.未発見の発見されていない毒物、テクノロジーなどを適用してはならない。
5.欠番
6.探偵が偶然に事件を解決してはならない。
7.探偵自身が犯行を犯すべきでない。
8.探偵は読者が知っていることと同じ情報を使って、事件を解決しなければならない。
9.探偵の相棒は、思っていることを読者に知らせなければならない。
10.双子など、容姿が似ている人物を出す場合は、読者に知らせなければならない。
面白かったミステリー小説
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