今の社会は多忙です。欲望にまみれた資本主義社会で勝ち抜くために、やるべきことが山積みとなっており、忙殺される日々。そんな状況から抜け出したい。そう思う人も多いはずです。
その一つの対策として、効率的なスケジュール管理があげられます。
会議の日時、締切の日、プレイベートの約束など、日にちや時間が決まっている物事があるでしょう。
他にもスケジュールはないけれど、やらなければならないこともあるはずです。
最近はToDo管理のアプリや、スケジュール管理のサービスが充実しており、どれを使えばいいのか悩んでいる人も多いでしょう。
選択肢が多いほど、決断できなくなるのは人の特性です。
紙で管理したい!という方もいるでしょう。
デジタル化の進むなか、逆に手帳(アナログ)が人気になっているような雰囲気もあります。
文具屋にいけばたくさんの種類の手帳があり、アプリ等と同じく、何を選べばいいのかわかりません。
知人は、一年間で手帳を三冊買い替えたと言っていました。
「使ってみると、もうちょっとこういう機能がほしいと思うんだよね」
彼はそう言っていました。
アプリ、サービス、手帳はそれぞれにフォーマットが固定されており、自由度は少ない。
一方で、そのフォーマットがあるからこそ管理がしやすいというメリットもあるのでしょう。
なぜ同じ手帳を使い続けることができないのか?
手帳はたくさん試しました。
システム手帳、普通の月間の手帳、ほぼ日手帳、PDCA手帳。
どれも素晴らしい手帳で、よく考えて作られており、工夫が見られました。
ではなぜこんなにも買い替えているのか?
それは生きていく中で、やるべきタスクの種類が変わるからです。
例えば最初に購入した手帳は、見開きで一ヶ月の普通の手帳でした。
学生だった私は主にバイトのシフトを書き込んで管理していました。
その後、社会人になった私は企画系の業務に携わることになりました。
今まで使っていた手帳では圧倒的に書き込む量が足りず、システム手帳に変えたのです。
バーチカル(週間)タイプのリフィルを購入し、30分単位で会議やタスクを記入し管理していきました。
このように人はずっと同じことをしているのではなく、変化し続けています。
これによって行動様式が変わるので、同じ手帳ではスケジュール管理が難しくなるのです。
私はテキストベースでのスケジュール管理をおすすめする
どのような境遇の人にも対応する最強のスケジュール管理方法はあるのでしょうか?
私はある一つの到達点をここで紹介したいと思います。
それは「テキストベース」でのスケジュール管理です。
要するにメモ帳です。
フォーマットは自由自在で、パソコンだけでなくスマートフォンでも確認することができます。
また会社によってはセキュリティの関係で、スケジュール管理のサービスにアクセスできないことも多いです。
でもテキストベースであればメールで送ることもできます。
文字を入力するだけなので、新規のタスクや会議が発生した際も投入が簡単です。
私は基本的にスケジュールは一つの端末で確認したいという気持ちが強いです。
文字の入力も同じキーボードを使いたい。
そのような理由から、キングジムが販売しているポメラを使ってスケジュール管理をしています。
これはテキスト専用のマシンで、文字を入力することしかできません。でもそれがいいんです。余計なことができないからこそ、集中して思考することができる。
最高のマシンだと私は思います。
今最新で出ているのがDM250。
バッテリーも持ちますし、スケジュールの管理だけでなく、別ファイルでプロジェクトの構想をねったり、日記を書いたりもできるのでおすすめです。
個人的にはパソコンを買うよりも、こっちを買ったほうがいいのでは?と思っています。
(もちろん、用途によりますが……)
今日の一言
最近はパソコンの売上が下がってるようです。
メーカーも大変ですね。
でもよくわかります。もうほとんどの作業がスマホで完結するんですよ。
大きな画面をみたいときはタブレットもあります。
わざわざパソコンの電源を入れて作業することって仕事以外にほぼありません。
ちなみにポメラは起動に数秒しかかかりません。
日記もパソコンで書いていましたが、いまではすっかりポメラの仕事です。
スマホもさっと使えますよね。それと同じ。
思いついたときにすぐに使えるのは強みですね。
Apple Watchなんかもいいです。すぐにボイスメモを残すことができます!