書評・要約・雑記等

読書メモは取りますか?

読書好き複業家の春風誠です。
今回のテーマは『読書メモ』です。
僕は読書メモを取ります。
正直、読書しただけでは何も変わりません。
読書というインプットもかなり重要ですが、それよりも重要なのがアウトプット。
本から得た知識や考え方、感覚を自身と比較することが大切です。
自分の中にあるものと比較して、それを採用するかどうか決め、行動に移していく。

そういった私が実践しているノウハウを紹介します。

①本に書いてあることをメモする
②メモの抽象度を変更する
③アクションを追記する
では解説していきます。

<ブログ管理人>
Twitter→https://twitter.com/makotoharukaze
書籍→https://amzn.to/2uyLaWW




①本に書いてあることや感じたことをメモする
まずは読書の中で気に入った言葉や感じたことをメモします。
僕は箇条書きで羅列していきます。

スマホのメモを活用してもいいでしょう。

電子書籍ならマーカー機能で十分です。
本を読み終わったあとに、メモしたものを読み返しましょう。
メモだけで分かりにくい部分があれば、再度その箇所を読み返して追記します。

②メモの抽象度を変更する
僕は読書するだけでは何も身につかないと思っています。
ただ読むだけの受け身の読書では、行動に繋がらないからです。

ではどうすれば行動に繋がるのか。
ここで「考えること」が非常に重要です。

先程メモした内容をみて、自身の生活に取り入れることができるものがあるか考えてみます。

ドイツの哲学者ショーペンハウアーは著書『読書について』で以下のように述べています。
「真の理解とは、結局、自分と対象との関係性を把握することだ」
物事を理解するためには書いてあることをそのまま鵜呑みにするのではなく、自分でどう活用できるか関連する部分を捉えることが大切です。

僕は最近『生命のしくみ』という本を読んだのですが、その中で「遺伝子には機能していないものがあり、それが突然変異の元となり生物は多様化した」と書かれていました。
これだけを見ると生活に全然関係無いじゃん!と思うかもしれませんが、僕はこう考えました。
・遺伝子が全て機能しているのではない
→ある意味、サボっている遺伝子がある
・遺伝子が一部サボっている
→全員が働く必要があるほど忙しくない。余裕がある。
・機能していない遺伝子が突然変異する
→何もしていない遺伝子は変化する余裕がある

結論:新しい発見は「余裕」から生まれる

物事を具体から抽象化し考えてみると、普遍的な考えに行き着きます。
ここまでくるとアクションに繋げやすくなります。
③アクションを追記する
最後にアクションを追記します。
抽象度を変更したメモから自分の行動を追記します。
さきほどの例でいくと、具体から抽象化し「新しいことは余裕から生まれる」という結論を導き出しました。
新しいアイディアを思いついたり、新しいことを始めるときには余裕が必要です。

余裕を作るためには、身体的にも精神的にもゆとりを持つことが大切です。
ゆとりが時間だとすると、Youtubeを見る時間を減らしてみるとか、飲み会を断ってみるとか色んなアクションが考えられます。

何度も言いますが自分で考えることが大切です。
考えることで本の内容が頭に入りますし、何よりも成長に繋がります。
読むだけで終わらずに思考と行動に移しましょう。
能動的に読書をする
ポイントはどれだけ能動的に読書を活かそうとするか。
受動的に得た知識は身になりません。
(これは読書以外にも言えることです)
セミナーに行ったり、動画のコンテンツを観ても、そこから何も考えなければ忘れてしまいます。
娯楽ならそれで良いと思います。
ただ成長という観点からみると思考や行動は必須です。
知識と知識が繋がって役に立つことも多いです。
そうするとまた読書が楽しくなりますよ!