各種予測

『ブラックボックス』はいつ文庫化されるのか?

大人気の文庫化予測シリーズ。
今回は芥川賞作家である砂川文次さんの著書、『ブラックボックス』がいつ文庫化されるのかを予測します!

他作品の文庫化予測もしていますので、よろしければそちらもご覧ください!
精度はかなり高い自信があります!

『ブラックボックス』ってどんな本?

この作品は第166回芥川賞受賞作です。

「ずっと遠くにいきたいと思っていた」

主人公は自衛隊を辞め、自転車で配達する仕事をしています。

どうすれば自分が行きたいところに行けるのか。
どうすれば社会との繋がりを保てるのか。
「しっかりと」生きていくには何をすればよいのか。

たくさんのことを考えさせられる作品です。

文庫化はいつごろか?

『コンビニ人間/村田沙耶香』
単行本発売日:2016/7/27
文庫本発売日:2018/9/4
 →文庫化まで約2年1ヶ月

『火花/又吉直樹』
単行本発売日:2015/3/11
文庫本発売日:2017/2/10
 →文庫化まで約2年

『スクラップ・アンド・ビルド/羽田圭介』
単行本発売日:2015/8/7
文庫本発売日:2018/5/10
 →文庫化まで約2年9ヶ月

概ね2年で文庫化されています。

この作品は単行本が2022/1/26に発売されています。
その2年後として、文庫化は2024年1月26日と予測します!

文庫化される前に絶対に読んだほうがいい!

このブラックボックス。
文庫化される前に読んだほうが良いです。

約130ページと短い作品ですが、ロードバイクをメインとした美しい描写に加え、主人公の考えていることがまるで自分と共通しているような感覚に陥ります。

自分が何になりたいのか、社会との繋がりにおいて自分とは何なのかを考えさせてくれる作品です。
文庫化までおそらく2年です。

そこまで待つのはもったいない。
絶対にすぐに読んだほうが良い作品です!

今日の一言

小説は何かの役に立つのんでしょうか。
たまにこんなことを考えます。

小説に限らず、各種の芸術作品は何か社会の役に立っているのでしょうか。
私は小説を読んでいると心が落ち着きます。
ゆったりとした時間を、というか時間を忘れて没頭して読み続けてしまう。

その中である種の癒やしを感じ、主人公と何か共通の意識を持っているような気になります。
かんたんな言い方をすれば「わかるわ~」という気持ちになります。

自身が他人に共有しづらい感情を持っているときこそ、小説を読むことは有意義なのかもしれません。