こんにちは!
タイトルの通り、最近読んだ本から朝読める、そして愛に関する6冊について、概要を紹介します。
朝の読書は良いですね~
私は仕事をする前に少し早く起きて、30分くらい読書をします。
朝はかなり頭がすっきりしていて、読書に最適の時間です。
5分でも10分でもいいので、やることをおすすめします!
たぶん、夜の読書よりも身体への染み込み方が違います笑
『リボルバー』原田マハ 著
帯にはこう書かれています。
「誰が引き金を引いたのか?」
この作品はゴッホの死のきっかけとなったリボルバーをタイトルとした物語です。
ゴーギャンとの交友にも踏み込んでおり、美術史に興味がある人はもちろん、そうでない人にもおすすめできる作品です。
史実と虚構が入り交じったこの世界観が面白い。
ミステリアスな雰囲気もあり、ほろっという部分もあり、読みながら様々な感情が掘り起こされていくような感覚です。
やっぱり小説っていいですね~
『みやぎから、』佐藤健 著、神木隆之介 著
東日本大震災後、ボランティアを続けている二人。
宮城で被災した方々との対談が丁寧に綴られていたり、旅の道中における二人のありのままの表情、伝統芸能や文化などみやぎの魅力がたくさん詰まった作品です。
『残照の頂』湊かなえ 著
NHKの「山女日記3」の原作小説で、待望の第2弾となります。
紹介欄にこのようなセリフがありました。
「通過したつらい日々は、つらかったと認めればいい。たいへんだったと口に出せばいい。そこを乗り越えた自分を素直にねぎらえばいい。そこから、次の目的地を探せばいい。」
山の頂上を目指して、登る女性たち。
そこから見える景色は、過去と未来がグラデーションのように入りまじっています。
ドラマを観ていないかたも楽しめる作品です!
『2020年の恋人たち』島本理生 著
直木賞作家である島本理生さんの作品で、直木賞後の長編としては1作目になります。
ワインバーを営む母の事故死をきっかけとして物語は展開していきます。
主人公の葵は、突如として変化していく生活に翻弄されます
変化の日々と日常との間で、選択と決断の連続で……。
読後感、かなり良いです。
誰かに教えたいけど、教えたくない自分だけで楽しみたい、そんな贅沢な作品です。
『ロングアフタヌーン/葉真中顕 著
「いっそのこと、最後にこの女を殺してやろうか」
強烈なセリフで物語に引きつけられます。
編集者のもとに突然原稿が届きます。
それは過去に新人賞で落選した人からのものでした。
届いた原稿と、出来事がリンクし、この「物語をめぐる物語」が複雑に絡み合っていきます。
一気読み、とにかく刺さる作品です!
『月の王』馳星周 著
この小説は直木賞作家である馳星周(はせせいしゅう)さんのアクション系の作品です。舞台は上海。
帝国陸軍特殊部隊の主人公は緊急招集を受け、ある任務を言い渡されます。
その任務とは、駆け落ちした華族令嬢の身柄を確保することでした。
皇室から派遣された謎の男とともに、任務を進めます。
その中で人間の能力を遙かに凌駕した人物と遭遇。
ファンタジー的要素も強い作品で、テンポ良く読めます。
エンタメとして純粋に楽しめる小説です!